ネットサーフ日誌

平成7年12月14日木曜日

  • 曇りのち晴れ

  • 散歩でいつも通る道を歩いていたら、水の流れる音が聞こえてきた。音のする方を見ると小川が流れている。water cressのような水草が群生しているから最近できたものではない。道に近いところは侵食を食い止めるためにコンクリートを打ってある。今まで気が付かなかったのは道の反対側を歩いていたからだろうか。どこから流れてくるのかと思って流れをたどっていくと、すぐに二股に分かれてどちらも3メートルも行かないうちに岩で行き止まり。湧き水が水源になっている。岩の下の水の湧き出し口には白く透明でザリガニのような形をした生物が数匹見えた。水源が奥深い洞窟に続いているのかもしれない。この辺は石灰岩が多いから洞窟は至る所にある。道路や家の下の地盤が陥没して穴が開いたというのも時々見聞きする。

    水草は先日の寒さで葉の先の方が少しいたんでいるが、試しにと一握り取ってウチヘ持ち帰る。洗って食べてみると辛みがあって、かい割れ菜のような味。water cressは時々店で売っているのを見かけるが、あまり馴染みがない。辞書を引くと日本名ミズガラシ、葉が辛いとあるからwater cressに違いない。昔この辺でたくさん栽培していたという話しを聞いたことがあるが、そのなごりであちこちに自生しているのだろう。


  • ホームページへ|日誌インデックスへ|お便りは eueda@hiwaay.net上田悦子