ネットサーフ日誌

平成7年11月24日金曜日

  • 晴れ

  • 若い人の日記を2つ読む。その感受性や観念性が懐かしかった。1つは まるさん物書き修行 すごいものを見てしまったとあったので、そっちも覗いて見る。それは「僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?」 という観念的な題の 小原聖健さんの日記だった。すごいものとは何かと思ったら、猫が車に轢かれるところを目撃した話し。

    久しぶりに菊池さんの所も覗いて見る。日本の気象情報のWebサイトを探したときに見つけた Kochi University, Weather Indexはこの人がやっているものだということが分かる。日本でもアメリカと同じように天気予報や天気図、衛星画像やレーダー画像と天気図の複合図があるだろうと思って探したが提供されている情報の少なさにがっかりした。未だに日本の気温データを読むにはアメリカの政府機関が提供する華氏表記の天気図 Japanese station plotしかない(これは北海道が半分しか見えない)。日本の気象庁は何をしているのだろうかともどかしくなってくる。

  • The Huntsville Opera Theater Madam Butterflyを見に行く。一度Huntsville Little Theatreの演劇を都合でいけなくなったという人から切符をもらって見に行ったら、どこかぎこちなく、見ているほうが恥ずかしくなるという体験をして以来、アマチュアのパフォーマンスは見に行かないことにしていた。今回は娘のジャズバンドのメンバーがオーケストラで演奏するというので娘のお供で行ってくる。切符($12から$25)は窓口で買えばいいと思って行ったら、なんと金曜も土曜も売り切れとのことだった。が幸いキャンセル待ちで入ることが出来た。

    小さな劇場でオーケストラも舞台もパフォーマンスもスケールが小さいが、出来はまずまず。鈴木はChenという名前の東洋人でなかなか芸が細かく歌もしっかりしていていい。もっとも着物は帯も着付けも日本人の私としては何ともいただけない代物。着物の前ははだけ、お太鼓結びは四角い板に布を被せたのを紐で縛って背負っている。絵や写真を見てそれらしく見えるものを作ったという感じのものだ。一言声を掛けてくれれば喜んで協力するという日本人は何人もいる。地元に日本人のコミュニティがあることを知らないわけではないだろうに。レストランも2軒あるんだから。

    席は前の方で役者と目が合ったりして気まずい感じになるので、舞台の上に出る字幕の方にばかり目を向けていた。


  • ホームページへ|日誌インデックスへ|お便りは eueda@hiwaay.net上田悦子