ネットサーフ日誌

平成7年11月9日木曜日

  • 薄曇り

  • メラトニンというホルモンが話題になっている。松果腺から分泌されるこのホルモンはその催眠効果から、老化や時差ボケによるメラトニン分泌量の減少に伴う睡眠の質の低下に対抗する薬として注目されるようになり、多用されるようになってきたという( Quality Sleep参照)。催眠ばかりでなく、細胞レベルでの若返りの効果や抗癌作用もあるという研究結果もあるらしい。( The Aging Clock: Findings On Melatonin参照)

    朝、良く寝てすっきりしたという感じで目が覚めることが少なくなったのは20代前半だったように覚えている。その当時医者に聞いたら、大人は皆そうだといわれた記憶がある。それがここ数年特にひどくなって目が覚めると、妙に疲れた感じがするが、眠気がもどって来ることはない。メラトニン分泌のタイミングは 目から伝わる昼夜の明るさの変動に左右されるというから、せいぜい昼間は明るい光に当たるように勤めてみるとしよう。もっともそれで分泌量が増えるという報告は見つからなかったけど。。。

    おもしろいのはdietary/calorie restriction(減食一般?)によって消化器系でのメラトニンの分泌が増え、それが長寿に貢献するという話し: The Aging Clock: Findings On Melatonin。もう一つ減食の理由が増えたわけだ。


  • ホームページへ|日誌インデックスへ|お便りは eueda@hiwaay.net上田悦子