ネットサーフ日誌:平成10年8月


1998年8月21日金曜日 − プロジェステロンを使って4ヶ月
  • プロジェステロン(黄体ホルモン)クリームを使い出してからほぼ4ヶ月経った。使い出してから2、3週間してまず気が付いたことは、手が荒れなくなった、顔にローションを塗るとき良くのびるようになった、髪の毛がすぐに油っぽくなる、飛んだり跳ねたりしても関節や骨に響かなくなった、下痢をしなくなったということだった。プロジェステロン・クリームは元々モイスチャライザとして開発されたものだから、クリームを刷込むのに使う手が荒れなくなったのには驚かなかったけど、顔や頭の地膚、関節、筋や筋肉、腸への影響は予期していなかった効果で、明らかにプロジェステロン・クリームの成分(プロジェステロンの他に、野生ヤマノイモから抽出した植物性ホルモン、アロエ、メマツヨイグザ油、等々が含まれている)が皮膚から吸収されて、体の中から作用していることを示している。

    どうやらプロジェステロン・クリームには肌ばかりでなく、腸や筋も含めて体の内外の表皮の荒れを癒し、組織を引き締め強化する働きがあるらしい。ドクター・リーの本を読み返してみると、エストロジェン(卵胞ホルモン)と合成プロジェスティンは、細胞内の塩分レベルを高くし、細胞に多量の水分が取り込まれる結果、細胞は水脹れ状態となり、高血圧の原因となるが、本物のプロジェステロンには利尿作用があり、細胞の塩分・水分過多を防止すると書いてある。また、プロジェステロンは皮膚を潤す作用があるとも書いてある。とにかく体中の組織が細胞レベルで健全になったということのようだ。

    高血圧はまだ完全に正常に戻ったとは言えないようだけど、最近は、コーヒーを飲んでも、あの頭の中の血管の内側をタワシでこするような感じがしなくなった。

    睡眠の質はまだ満足できる状態にないが、1つ改善したことは、以前のように窒息感で目が覚めるということがなくなったことである。しかし、眠った後、かえってつかれた感じがして目が覚めるという状態は続いている。ドクター・リーの本には、エストロジェン過多は細胞レベルでの酸素不足の原因になると書いてある。それが窒息感の原因の1つだったのかどうかは推測の域を出ない。

    身体的、精神的ストレスに対する抵抗力、耐性はプロジェステロンを元にして生成される副腎皮質ホルモンに負うところが大きいということである。以前は旅行から帰るたびに体調を崩していたのが、5、6、7月と出張が重なるハード・スケジュールだったにもかかわらず体調を崩すことなく乗り切れたのは、プロジェステロンのおかげで副腎皮質ホルモンが健康なレベルに戻ったということなのであろう。 あごの周りのヒゲはまだ消えていない。 体重もお腹の周りの脂肪も軽減していない。 エストロジェンは3ヶ月目から使用を完全に停止したけど、ホットフラッシュなどの症状はない。

  • 詳しくはホルモンのバランスと女性の健康を書きましたので、参照してください。

  • ホームページへ|日誌インデックスへ|お便りは eueda@hiwaay.net上田悦子