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指の関節炎やリューマチに対する脂肪酸エステルの効果
指の関節炎やリューマチに対する脂肪酸エステルの効果

指の関節炎に気がついたのは、朝起きてベッドを整えるのに枕をつかんだときでした。枕に食い込んだ薬指の指先の関節にそれまでに感じたことのない鋭い痛みが走ったのです。しかも両方の薬指で。ちょうどその当時は出張生活で重いビニールの買い物袋を両手に下げて15分ほどの道のりを行き来することが多かったので、薬指に無理のかかるような持ち方をしたのかなと考えました。とにかくしばらく様子をみることにしたのですが、車で買出しに行く生活に戻って一ヶ月経っても一向に良くなる気配はなく、関節を両側からはさむようにして押すと痛む、朝起きたときに薬指がこわばるなどの症状が加わり、ひょっとしてリューマチ?という可能性も考えざるを得ませんでした。

リューマチ性であってもなくても、とにかく放置しておくのは良くないと考えて、指の関節炎に特に効果があると聞いていたC.M.プレックスという脂肪酸エステルを取り合えず試してみることにしました。指示どおり、最初のうちは1日に2個×3回、祈るような気持ちで毎日飲みました。5日経ち、良くなるどころか、今度は薬指の付け根に鈍い痛みを感じるようになりました。何だろうと思っていると、次の日には、鈍い痛みが痛痒い感じに変わって、指先の痛みも少し薄らいでいました。痛痒さは傷が治りかけるときのあの痛痒さと同じでした。

2週間経ったころには痛みもこわばりもかなり改善したので、C.M.プレックスの量を半分に減らしてさらに1ヵ月半続けました。指先を曲げて無理に押すとわずかに痛みを感じる他は痛みもこわばりも出ないとこまで回復し、それ以上は良くなりそうもなかったので、その時点でC.M.プレックスを止めました。

それから3ヶ月ほど経った頃、今度は手首と親指、小指、人差し指に痛みやこわばりを感じるようになりました。不思議と薬指には変化は見られませんでした。リュウマチなら前に悪かったところに再発するものと思っていたので、何だろうと思っているうちに、車のハンドルを切るときやタオルをねじって絞るとき、手首に鋭い痛みが走るようになりました。手首を動かすとパキパキという音もするようになっていました。

それでまたC.M.プレックスを2個×3回で再開しましたが、今度はいつまで経ってもあの痛痒さが出ず、回復過程も薬指のときより長く一進一退という感じでした。ただ、1つはっきりしたことは、手首の痛みは拭き掃除と関係していたということでした。雑巾で床やお風呂をごしごしこすると手首が痛くなるということがわかったのです(長年掃除に来てくれていたおばさんが腰痛で来れなくなったので自分で掃除をすることにしたので)。さらに重いフライパンを片手で持ち上げると手首だけでなく、肘の筋まで痛くなり回復を遅らせる原因になっていました。

リュウマチのことも気になったので少し調べてみたところ、私にも当てはまる特徴として、左右対称(右手の薬指に出たら左の薬指にも出る)、朝のこわばり、精神的ストレスが引き金ねになる、といった記述がありました。でも、両手を同じように使う作業をすれば同じように傷める可能性があるし、朝のこわばりも、リュウマチ以外の関節炎でも出るので結論は出ませんでした。

6ヵ月後には手首の痛みはかなり回復し、車のハンドルを切るときやタオルをねじって絞るとき、手首に鋭い痛みが走ることもなくなりました。ただ1つ、人差し指の指先に痛みとこわばりが残っていますが、これはC.M.プレックスの量を増やすと軽減し、飲むのを忘れたりすると悪化するようです。

自己再生力の増強という観点から見ると
関節の痛みには関節炎、腱鞘炎などの名前が示す通り炎症が伴います。炎症は損傷を受けた細胞の処理過程で発生します。また炎症に伴って痛みを起こす物質(セロトニン、ヒスタミン、ブラジキニン、ロイコトリエンなど)が放出され痛みを感じることになります。充血や腫れやがあるときは、関節や筋肉の動きに伴ってさらにこわばりや痛みを感じることになります。場合によっては炎症自体が組織破損の原因になります。

炎症の生理過程は生化学のレベルで詳しく解明されているばかりでなく、炎症や痛みを軽減する各種の栄養素も知られています。炎症や痛みをコントロールするという観点からみると、損傷を受けた細胞の処理に集まる白血球、リンパ球、マクロファージなどを減らせば炎症を軽減することができるわけですが、これらの細胞の集合付着は損傷を受けた細胞の表面に分泌される粘性の高い物質(プロスタグランジンE2その他の接着分子)とそれを活性化するサイトカインに依存することが知られており、細胞表面の粘性を減少することができれば、炎症を軽減できるわけです。これには次の4つの介入点があるようです。

  1. 接着分子の原料を減らす。
    例えば、プロスタグランジンの原料となるオメガ6系脂肪酸が多いと炎症反応が強くなること、オメガ3系脂肪酸が多くなるとその分オメガ6系脂肪酸が排除されて炎症が軽減することなどが知られています。オメガ3系脂肪酸(フィッシュオイルや亜麻仁油)よりもさらに強力な作用を持つセチル・ミリステレートやセチル・ミリストレートなどの脂肪酸エステル(C.M.プレックス)もあります。

  2. 接着分子の合成に必要な酵素を阻害する。
    例えば、プロスタグランジンE2の合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX2)の働きを阻害する物質が知られています。これにはアスピリンやアイビュープロフィン、セレブレックスなどの人工薬物(いわゆる非ステロイド系抗炎症剤)と従来から生薬として利用されてきた植物性物質(例えば、マンゴスティン果皮のガンマ・マンゴスティン、白柳樹皮のサリチル酸、ウナデガト、等々)があります。
    備考:人工薬物の抗炎症剤は即効性がある一方、肝障害、腎障害、胃炎などの副作用があるので長期使用には適しません。また、抗炎性のある生薬は伝統的に免疫機能強化の目的でも使用されてきましたが、非ステロイド系抗炎症剤にはそのような作用はないようです。逆に「非ステロイド系消炎剤は、急性心筋炎の急性期に使用されると、心筋壊死(えし)を引き起こすことがあり、絶対に使ってはいけない薬」であり「身体の持つ防御反応を低下させる薬」であるとうことです。生薬は多様な生物活性のある複数成分の混合である点が体に優しい理由なのかもしれません。とにかく、人工薬物と天然薬物の違いをもっとちゃんと研究する人がいてもいいはずだと思いますが、そのような比較に出くわしたことがありません。

  3. 接着分子を活性化するサイトカインを阻害する。
    これはまだ実験段階にあるようですが、 帝京大学薬学部薬品化学教室の山崎教授の抗サイトカイン療法についての説明の一部を引用させてもらうと、「TNF-αは、サイトカインカスケードの上流に位置し、ほかのサイトカインの産生を誘導したり、破骨細胞に作用し骨破壊を促進させたり、また、血管内皮細胞に作用し接着分子の発現を促進させて炎症を惹起し、持続させる。実際、TNF-αを発現しているトランスジェニックマウスではRA様の関節炎が惹起される。このようにRAにおいては、TNF-αが特に重要な位置を占めることから、TNF-αに対する中和抗体が種々作成され治療に試みられている。」ということです。(詳しくは原文を参照

  4. 損傷を受けた細胞の処理過程で発生するフリーラジカルによる2次的な損傷を軽減する。
    炎症があるときに高レベルの抗酸化物質(ライフパス50、Produce24など)を補給することが重要な理由はここにあります。さらに抗酸化物質には接着分子を抑制する作用もあると報告されています。

参考リンク
Cetyl Myristoleate - A Unique Natural Compound
早期リウマチの診断と治療の実態
変形性関節症とは:そのメカニズム
医療情報-関節炎について
関節炎診断のこつ
病理学:炎症
非ステロイド系抗炎症剤とは
心筋炎 非ステロイド系消炎剤 薬害
脂肪の功・罪
オメガ3脂肪酸
プロスタグランジン
フラボノイドによる炎症反応の抑制
病気と接着分子
細胞接着阻害薬(LFA-1拮抗薬)
フリーラジカル制御による消化管治療薬開発
炎症性サイトカイン分子
医学の話題
プロテオグリカンの構造

 


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