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腰痛、股関節痛とMSM
腰痛、股関節痛とMSM

私の場合は腰痛といっても、脚の動きや角度が痛みと関係しているので、骨盤と大腿骨をつなぐ股関節にも問題があるようです。右の骨盤の関節(お尻のえくぼのあたり)が痛いのに気がついたのは40代の始めでした。寝るときにあるいは椅子の背にもたれて座るときに無理のかかる姿勢になっていたのではないかというのが原因として考えられることでした。しかし姿勢に気を付けて暮らしていても改善の兆しはなく、40代の後半には寝るときの姿勢に工夫が必要になるほど痛みが増し、長時間座ったままでいると腰がこわばって痛みのために腰をすぐには伸ばすことができないところまで悪化しました。医者に相談したところ、治療方法はないといわれていました。寄る年波には勝てないものとあきらていたところ、各種のサプリメント製品で栄養を補給し、体重を落とすことに成功してから、痛みがすっかり薄らぎ、腰がすぐに伸ばせないといったこともめたにありません。

特にはっきり改善したのはMSM(MethylSulfonylMethane)を使い出してからです。天然プロゲステロン(ワイルドヤム・クリーム)、抗酸化剤(ライフパス50)、ダイエット用サプリなどを使用するようになってからは、痛みがいくぶん和らぎ、腰のこわばりも、少し良くなっていましたが、痛みもこわばりも消えるところまでは行っていませんでした。軟骨の栄養素であるグルコサミン+コンドロイチン(グルコサミンAJF)のことも聞いていましたが、それを使った人の話ではやはり完全には良くならないと言うことだったので、使用を見合わせていました。

一方MSMもグルコサミン+コンドロイチン同様イオウを供給しますが、MSMは関節だけでなく、非常に幅広く体の機能を増進するということなので試してみることにしました。ほぼ同じころ、知人にマグネットを進められたので試してみたところ、効果があったので、MSMと平行してしばらくマグネットも使いました。2ヶ月目からは、MSMコンプレックスを朝と夜それぞれ500mg飲むだけでマグネットは使っていませんが、痛みを感じることはほとんどありません。時々わずかに感じる痛みは以前のものとは全く別のもののように感じます。

2週間ほどMSMを切らしてしまったことがありますが、そのときは痛みが徐々に戻ってくるのがはっきりわかりました。そのあとMSMを再開したら痛みが薄れて、MSMが重要な役割を果たしていることを確認することとなりました。

自己再生力の増強という観点から見ると
関節では骨の端末が軟骨で保護され、さらに関節を包む潤膜から分泌される潤液が関節内を満たして潤滑油の働きをし軟骨を保護しています。さらに関節の外側には骨の位置を固定し筋肉による運動を可能にする靭帯、筋膜、腱などが付いています。関節の痛みの原因には変形性関節炎やリューマチのように軟骨、潤膜、骨など関節自体に損傷変形がある場合と、腱鞘炎のように関節に付着している靭帯、筋膜、腱などの組織に損傷がある場合とがあるようです。筋肉離れや筋肉痛の場合もあります。回復過程も当然原因によって異なり、痛みは早い場合は数日で軽減するのを感じることができますが、「直った」と感じるまでには6ヶ月以上かかることも珍しくありません。

イオウ:関節の痛みに関係している組織はいずれも硫化アミノ酸が重要な構成要素となっている結合組織とよばれる組織です。従ってMSMによるイオウの補給が結合組織の再生強化に役立ち、直接間接に痛みの軽減に貢献しているのではないかと思います。

ホルモンバランス:関節の病気は圧倒的に女性に多いのでホルモンバランスも関係していると考えられています。生殖ホルモンは細胞の代謝、増殖、分化、成熟をコントロールする役割を担っていますから、ホルモンバランスが崩れると組織の再生力にも影響が出ます。私の体験では天然プロゲステロンの補充を始めてから筋肉、腱、骨などが強くなったように思います。男性ホルモンの低下も筋肉、腱、骨などが弱くなる原因になります。

備考:掃除や料理、買い物など関節に無理のかかる家事は圧倒的に女性の仕事になっていることも考慮に入れる必要があります。拭き掃除やフライパンの片手での操作、重い買い物袋の持ち運びなどは筋肉が弱くなってくると関節に無理のかかる作業になります。また、ダイエットをすると筋肉が痩せることが多いので注意が必要です。

肥満:腰痛には肥満も関係があるようです。お腹が出てくるとバランスをとるために妊婦のように腰をそらすようになって、その分腰に無理がかかる可能性があります。さらに私の場合、腹腔内についた余分の脂肪によって、血管が圧迫されて血行が悪くなるとともに、筋肉や筋が伸びたりつったりして無理がかかっていたのではないかと想像しています。

タンパク質の糖焼け:血糖値とインシュリンと糖質の多い食事と肥満の関係は他で説明したのでここでは繰り返しませんが、血糖値が高くなるような食生活を繰り返すと太るだけでなく、タンパク質の糖焼けによる組織の劣化が起きます。結合組織は糖焼けすると硬くなり、潤いがなくなって、ストレスに弱くなります。痩身のために糖質の摂取を減らしたこともプラスになっている可能性があります。

炎症:関節の痛みには関節炎、腱鞘炎などの名前が示す通り炎症が伴います。炎症は損傷を受けた細胞の処理過程で発生しますが、場合によっては炎症自体が組織破損の原因になります。炎症の生理過程は生化学のレベルで詳しく解明されているばかりでなく、炎症や痛みを軽減する各種の栄養素も知られています。炎症過程では細胞の表面を構成する脂肪酸が重要な役割を果たすこと、その中でもオメガ6系脂肪酸が多いと炎症反応が強くなること、オメガ3系脂肪酸が多くなるとその分オメガ6系脂肪酸が排除されて炎症が軽減することなどが知られています。オメガ3系脂肪酸(フィッシュオイルや亜麻仁油)よりもさらに強力な抗炎作用を持つセチル・ミリステレートやセチル・ミリストレートなどの脂肪酸エステル(C.M.プレックス)もあります。また、昔から生薬として利用されてきた植物性物質の多くは抗炎作用や抗酸化作用を持っていることが確認されています。MSMにも抗炎作用があると言われています。

フリーラジカル:損傷を受けた細胞の処理過程でフリーラジカルが発生し、それによる2次的な損傷も炎症過程で発生します。それには、高レベルの抗酸化物質(ライフパス50)で対抗できます。抗酸化物資には白血球、リンパ球、マクロファージなどの付着集合(=炎症)を促す接着分子の合成を阻害する作用もあると報告されています。

この他にも腰痛の原因として、カルシウム沈着、骨粗しょう症、など栄養やホルモンバランスが重要な役割をするものがあります。

診断技術は現代医学で最も目覚しい進歩を遂げた分野のようです。MRIを使えば腰痛の背景にある関節の異常を明確に視覚化することができます。手術が必要な段階に達している場合、消滅した軟骨や潤液の代わりになる物質を注入する、手術で神経を圧迫している軟骨や関節の一部を切り取る、沈着しているカルシウムや変形して刺のようになっている部分を取り除く、さらには椎間板が消滅して摩擦しあっている脊椎骨を融合して動かないようにする、股関節に人工関節を着けるなども可能ですが、そこまで行く前に、関節を保護し、食事、サプリメント、筋力強化などで関節の劣化を食い止め再生による回復を試みるのが賢い患者だと思います。

参考リンク
MSMによるイオウの補給
ウェルネス広小路治療院の腰痛や腱鞘炎、股関節の痛み、等々のページ
知って得する病気の知識:腰痛
関節炎
変形性関節症とは:そのメカニズム
医療情報-関節炎について
腰痛
関節炎診断のこつ
病理学:炎症
カルシウム沈着
非ステロイド系抗炎症剤とは
脂肪の功・罪
オメガ3脂肪酸
プロスタグランジン
フラボノイドによる炎症反応の抑制
病気と接着分子
細胞接着阻害薬(LFA-1拮抗薬)
フリーラジカル制御による消化管治療薬開発
炎症性サイトカイン分子
医学の話題
プロテオグリカンの構造

 


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